謹啓
時下、貴社におかれましては益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。
さて、2026年3月21日(土)に第17回腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2026を開催させていただくことになりました。本フォーラムは腎臓病の食事栄養管理について学び、議論する場として貴重な機会となっています。
低たんぱく治療など食事栄養管理を適切に行うことは腎保護を成功に導きます。一方、CKD患者や透析患者は低栄養状態に陥りやすく、栄養状態は生命予後に直結します。腎臓病の栄養管理は個々の患者の病態に沿った介入が求められており、個別の栄養介入を実践し効果を実感することができれば治療として大変魅力的です。そこで、今回のテーマは「腎臓栄養の魅力に迫る」というテーマのもとで開催させて頂きます。
教育講演では小畑史明先生(理化学研究所生命機能科学研究センター)にアミノ酸平衡に関する基礎的な御講演をお願いしました。特別講演1では細島康宏先生(新潟大学病態栄養学講座)にCKDの栄養管理のポイントについて、低たんぱくに関する話題も含めてお話頂きます。特別講演2では重松隆先生(独立行政法人りんくう総合医療センター腎臓内科)にリンや腸活のお話を頂く予定です。パネルディスカッションでは腎保護を成功に導く栄養指導について経験豊富な管理栄養士に御登壇頂き議論頂きます。
一般演題につきましては腎臓病と栄養・食事に関する演題を広く募集致します。ふるってご応募頂ければ幸いです。
実り多き大会になりますよう、多くの皆様の参加をお待ちしております。
謹白
2025年12月吉日
第17回腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2026
大会長 宮本 哲
産業医科大学病院腎センター部長・准教授
